その不満って本当なの?
こんにちは
若林かおりです。
先日、会社員である方とお話をしました。
私と同じ年齢ですので、まぁまぁ、部下もいるようです。
「やっぱり、みんな上司に不満があるものだね。」
と、彼。
コーチの耳で聞いていると気になるワードが多々。
「みんな」って誰よ?(笑)
ちょっとだけ聞いてみると、みんな・・・というのは、ある一人を指していました。
で、そのある一人であるA君。
どんな不満があるか聞いてみると、
とにかく、上司の仕事の要領が悪いことが気に食わないらしい。
要領が悪いの?
と聞いてみると、
「けっこう、放置気味な上司なんだよね。そこが嫌みたい。」
放置=要領が悪い
A君の中では、そうなるようですね。
いろいろA君の想いについて聞きたいことがありながら、思うことは・・・
A君は、上司にもっと相手にしてほしいのかな。
もっと会話をしたいのかな。
なんて思う。
もちろん、私が直接A君の話を聞いたわけではないので、わかりませんが。
人って、相手や会社に対して、給料が少ないとか、条件が悪いとか、相手のこんなところが嫌、あんなところが嫌と、それらしい理由を言いますけど・・・
結局、感情的な部分が満たされていない場合が多いですね。
もっと、かまってほしい。
もっと、会話して、仕事をしたい。
自分をもっと知ってほしい!
結局・・・コミュニケーション不足。
口に出している不満と、本当に求めているところ、ここをはき違えると、いつまでも平行線。
相手が言葉にしている以外の部分を聞き取ること。
部下を抱える上司には、コーチングがあると、部下との関係が良くなるだろうな~、苦労が減るだろうな、と、思うお話しでした。
関連記事