2015年06月04日

この質問、全然会話が広がらないよぉ

こんにちは


若林かおりです。



先日、美容院に行きました。

その時に、アシスタントの方との会話。

新人君か、1年、2年くらいか…

「若林さん、よろしくお願いします。」

名前を呼ぶ努力!それは素晴らしい☆彡


が、しかし・・・


トークがイマイチだった!!



トークその1


「今日は、たくさん髪を切るんですか?」



エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚


た、たくさんかどうか?!

えぇ!

!!えええぇ~!!

そんなん、わからんよ!!


「たくさんと言えば、たくさんかも知れないし、
元々短いですから、そうでないかもしれない…」

そんな返事をした私。


答えにくいよ、その質問!!


「今日は、気分転換したいって感じですか?」


(゚◇゚;)!!!


えぇぇぇ!!

いや、別に!!

ボサボサになってきたから切りに来ただけだよッ!


私「・・・いや、そうでもないです…」

会話膨らませられないよ~(涙)


この苦しい会話の展開・・・。


頑張ってくれているのはわかるんだけど…


これは、そもそも膨らまない質問の仕方をしています。


クローズド・クエスチョン


講座のテキストが届いた方は、41ページを見てくださいませ。



質問の仕方によって、会話が膨らんだり膨らまなかったり。

相手を心地よくしたり、相手を追い詰めたり。


悪気なく、知らず知らずに『そうしている』ことも多いもの。

自分のコミュニケーションをちょっと振り返って、

ちょっと学べば、

知らない、なぜだか怒らせた、不愉快にさせた

を極力減らして、相手と良好なコミュニケーションを意図的に作り出せます。


  
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Posted by かおり at 12:00Comments(0)質問の力

2015年06月03日

モヤモヤが残る質問

こんにちは。

若林かおりです。


コーチングスキルと言えば、『質問』

というくらいの質問。


この質問の質によって、コーチングがどう進むか変わってきます。


で、効果的な質問をするためには、『聞く』力が絶対必要で、

相手の心に届く質問をするためには、それまでの『信頼関係』が重要。(承認であり、聞くであり)


そんな質問について。


先日の「コーチングコミュニケーション力養成講座」にて、

参加者の方にこの講座のゴールについてコーチングしていただきました。


『この講座が終わったら、次は何を目指しますか?』


おっと、とりあえず、この3か月間の講座内で、私の全力を使い、

参加者の皆さんの可能性を切り開こう!

と、思っていて、その先を考えていなかった~。


質問されて、考えてしまいました。

そして、

「うーん…この講座が終わると、自信が付くだろうし、もっともっと発信力を強める活動をしたい」

とか何とか言った気がする。

それも事実で、私の本当の想い。


でも、まだ、何かあるような気がして、この講座が終わる9月から、

何を目指していこうか…

もっともっと、今とは違う展開をしていたい。


うーん

うーーーーん

うううーーーーーーん


コーチングが終わった後も、

お家に帰ってからも、

あれから3日4日経っている今も、

私の心の中で、残っている問いとなっています。



こういう、コーチングセッションが終わった後も考え続ける問い、

残る問い


これは、いい質問ができた!ということです。

コーチとしては、「ヨシッ!」と喜びたい(笑)



コーチングをしていると、コーチング内で答えが出ないと、焦ったりします。

こんなスッキリしない終わり方って…汗


と。


でも、もやもやを残す問い・・・

なかなか答えが出ない問いは、

その人が、これまで使ってこなかった脳みその部分を刺激しているということ!


すぐに答えの出る問いは、すでに考えていることだものね~。


さて、講座の終わった3か月後、次目指したいところ…

という問いの答え…

ひとつ発見!

「そうそう、コレ!!」と。

早速今から準備しよう!!


コーチングの質問は、こうやって人を動かすのです^^









  
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Posted by かおり at 13:00Comments(0)質問の力

2015年05月02日

考えているようで考えていない。

こんばんは。


若林かおりです。


こちらのブログが更新できず…

書きたいことはたくさんあるのですが、

今、作成しなくてはいけない資料が大量にあり、

アップアップしています。


なのに、思うように進まない!!


どうしよう、どうしよう…という言葉ばかり浮かんで全く進まない感じです。

不安や焦りで、地に足がついていない感じ。


こういう時って、考えているようで、何も考えていないように思います。


どうしようって言っているだけ。

どうしよう…の中身が結構なかったりするのですよね。



そういう時は、一旦すべてを紙に書くことをお勧めします。


迷っていることがあるならば、


迷っていること

今の気持ち


何でもいいので書き出してみて、


でも結局は、『決めたい』わけですから、

それに向かった問いかけをするとより良いと思います。


何があれば決められるのか?とか


それを選択した時、後悔しそうなことは?

別の選択をした時、後悔しそうなことは?


この問いかけが大事。


どうしよう?


ではなくて、自分が行動できたり、前進するような質問。

このケースで言うと「決められる」ように質問を作る事。


人はどんな問いかけに出会うかで、行動が変わります。


これが、質問の力。


コーチングと言えば…質問 

という代表スキル。


人を強力に前進させたい方は、知っておきたいスキルです。


5月末からの

『コーチングコミュニケーション力養成講座』でも、

バッチリ『質問』を扱います。

5月9日(土)には、

コーチングコミュニケーション力養成講座 体験会&説明会を行います。


参加料は無料!

お気軽にお越しくださいね。



  
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Posted by かおり at 21:00Comments(0)質問の力

2015年03月30日

答えではなく、問いを探す

こんばんは

若林かおりです。


コーチングと言えば、代表的なスキルが「質問」


質問をすることで、相手の中にある答えを引き出します。



コーチングは、「答えは相手の中にある」ということが前提。


なので、コーチは答えを持っていません。


コーチングを学び始めたすぐのころは、これがとっても難しかった。


『コーチが答えを探さない!』


相手が悩みを言えばいうほど、困っていれば困っているほど、解決方法を探してしまう。

で、余計なアドバイスするの。


これはコーチングではなくなります。




大事なのは、答えを与えることではなく

いい問いを探し、問いかける事。


その問いによって、相手が自分の中の答えを探求する。

これが、コーチング。


なぜ、自分の中の答えを探求することが大事かって、

それは、自己開発をするため。

自分の可能性をもっともっと広げるため!


コーチの答えは、コーチの枠内の答え。

それが、相手に合うかもわからないし、逆に制限になります。


大事なのは、答えではない

相手を探求させる、相手を前進させる、いい問い(質問)


質問力!

この力はパワフルですよ~



  
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Posted by かおり at 22:15Comments(0)質問の力

2015年02月02日

その質問、会話広がる?終わる?



こんにちは。


若林かおりです。


昨日、美容院に行きました。

美容師さんというのは、お客様のファッションや持ち物を見て、どんなものが好きかなどリサーチするそうです。

お客様との会話の中で、お客様の情報を得て、ヘアスタイルも考えたりするとか。


美容師さんとは、情報共有しておくと、自分に合ったヘアスタイルにしてもらいやすくなりますね。

提案もしてもらえたり。


今回の美容院は、通い始めてまだ間がないので、上手く情報共有ができておらず…


ヘアカラーが結構明るくなってしまいました。

さらにちょっと、子どもっぽいかな??

いつもはスーツやタイトスカートが似合うような、セミナー講師っぽく、パリッとキリッとがイメージなのですが…。

お仕事を伝えておけばよかった~。



格好も家着で、プライベート空間が写りこんでいてちょっと恥ずかしい
汗


さて、その美容院で、興味深かったのが、お客様と美容師さんの会話。


近くで、カットしていた男性客と美容師さん(Aさんとします)の会話が耳に入ってきました。

Aさん「大学、行くの?」
(結構、この部分デリケートな気がする…勇気あるなぁ。)

男性客「はい」


Aさん「バスケ、続けるの?」

男性客「いえ、もう…」

Aさん「もういいの?バスケ、疲れた?」

男性客「あ、はい」


その後も、Aさんからは、質問が男性客に投げかけられ、男性客は、ほとんど「はい」「いいえ」

そして、質問のネタがなくなったのか、無言。


これは、話が膨らまない質問の仕方。


一方、私を担当してくださった美容師さん(Bさんとします)。


「今日は、なんでこのスタイルを選んだの?」

さすがベテランだな~。


さっきのAさんなら、「このスタイル好きなの?」と聞いていたかも。


違い、分かりますか?


Aさんの質問の答えは、「Yes]もしくは「No」しかありません。

Bさんの質問の答えは、答えが無限にあります。


Aさんのように、Yes,Noだけしか答えがないものは、そこで大抵、話が終わります。

なのでAさんは、一生懸命新しい質問を考えなくてはいけないのです。

その会話の量や、苦労の割に得られる情報量は少なく、お客様との信頼関係も築きにくい。


Bさんは、たった一つの質問で、話が大きく膨らみ、相手について様々な情報を得られます。


価値観、考え方、好み、家族構成までわかるかも。

いろんなことを話せたお客様も大満足。



この質問の仕方、それぞれクローズドクエスチョン(Aさん)とオープンクエスチョン(Bさん)と言います。

そのままですね。

閉じる・開く。


ちなみにどっちがいい、悪いはなく、使い分けです。


クローズドクエスチョンは、相手が答えやすいというメリットがあります。

質問側の欲しい情報がすぐ得られます。

「夕飯、どんな感じのものが食べたい?」という質問より、

「夕飯、肉、魚、どっちがいい?」の方が考えやすいし、答えが早い!



ちなみに、コーチングでは、オープンクエスチョンが多く使われます。


相手に考えさせたいとき、話を膨らませて、相手のことを知りたいとき、意識して使ってみると会話の質が変わりますよ。


もちろん、クローズドも使います。

目的によって使い分けています。


  
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Posted by かおり at 12:00Comments(0)質問の力